夜だるま昆布長の、カウントギリギリ!(;゚д゚)(つд⊂)

Yahoo!ブログより移籍いたしました、夜だるま昆布長と申します。自身障がい者で、施設に通所しながら、日々アビリンピックの練習や、個人新聞を製作しています。Officeむいんぐ代表。林家木久扇名付け人です。山形県鶴岡市。

夜だるまスポーツ

(26日、高校野球高知大会決勝 高知商10―2明徳義塾

 思わぬ大敗で9年連続の高知大会優勝を逃した明徳義塾馬淵史郎監督は「勝てる時ばかりやない。負けるときもある。今日は流れがね。市川のボールを打ち損じせずに打った向こうが上やった」と潔かった。

【写真】9連覇を逃し、泣き崩れる明徳義塾の選手たち

 昨秋の明治神宮大会制覇の原動力となった絶対的エース市川悠太が打ち込まれた。二回に4連打で3失点。四回にも3安打を集められ、3点を失った。「そんなに悪いとは思わんかったけどね。決めにいく球が高かったんよ。でも、うまく打たれた」

 試合の中で、目には見えない「流れ」を読みながら采配をふるうのが馬淵監督の真骨頂。この日のポイントに0―3で迎えた三回無死二、三塁の攻撃を挙げた。

 「先に1点でも2点でも返しておけば逆転できると思っとったんよ。あの場面で下位打線ならスクイズもあったけど、上位打線やったからね」。結果的に2~4番が凡退し、無得点に。「0点で向こうは精神的に楽になったやろうね。これも流れよ」

 ただ、「勝敗の責任はすべて監督」と選手を責めるような発言はしない。「高知商の実力が上だったということ。高校野球100回大会で高知商が創部100年か。それもよかったよ。甲子園でも頑張ってもらいたいね」とエールを送り、さらにこう続けた。

 「やっぱり、9年続けて出るのは難しいね。これでまたリセットです。また、エネルギーになりますよ。(勝ったら監督を)やめるって言おうと思ってたけど、やめられんね」。冗談っぽく笑い飛ばし、取材を締めくくった。