いろいろSNSでは、「水がないときの対処法」とか、もしもの備えについて拡散されていますが、私の経験を。
「水がない」というと、やはりあの阪神淡路大震災で地元ラジオ局に「病院が被災し、水がなく透析できません。」という、当時はネットがなく、リクエストFAXに来て、それを聞いたほかの病院から、「▲▲病院です、１５名受け入れられます」「〇〇クリニック、１１名できますが来られますか?」「□□中央医療センター、７名可能です」という返答があちこちから。
今回はあの時よりは連携されていると思いますが、透析患者さんはどうしているのでしょうか。
お薬について昨日ブログ仲間の方の投稿を拡散させていただきました。この「お薬」を服用されている方も大変と存じます。
↑サムスカについて↑
この薬を、特に私以上に朝、夕服用されている方は「トイレ」と「脱水」に気をつけなければいけません。
カラダの余分な水分を出すために腎臓に働き、その結果おしっこが近くなります。地震で止まった列車内ではトイレもできないし、避難所でもトイレは列を作るということもあります。
またこの薬はおしっこが大量に出るため、のどが渇きます。これを我慢して水分を控えたりすると、「高ナトリウム血症」になって意識障害などを起こしたりするので、こまめに水分補給をしなければなりません。しかし、定期的に水が飲める、飲料水が買えるという場所がないと思われる。
これ以外でも、薬は欠かせないという方にとって、どうか我慢しないで訴えてほしいと願います。
一日も早い復興を願いますし、犠牲になられた方のお悔やみを申し上げます。
