夜だるま昆布長の、カウントギリギリ!(;゚д゚)(つд⊂)

Yahoo!ブログより移籍いたしました、夜だるま昆布長と申します。自身障がい者で、施設に通所しながら、日々アビリンピックの練習や、個人新聞を製作しています。Officeむいんぐ代表。林家木久扇名付け人です。山形県鶴岡市。

名古屋城の木造復元化に見る。

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 投票にもあるように、名古屋城の木造復元化工事について、障がい者団体から「天守閣まで車いすが登れないのは不公平だ。」と、エレベータ設置を求めたことに対して、河村たかし市長は「ゴンドラなど対応するが、あくまでも復元で会って、姫路城のようなエレベータを付けると外観が損なう」として拒否した。

 いろんな意見がある。
 そこまでして巨額を投じて復元化したいかということについては、今の鉄筋コンクリート名古屋城自体耐震強度不足と指摘されていて、いずれ建て替えが必要だった。ならば資料を集め、元の木造建築にというもの。

 「復元化」であれば、やむを得ないのではないか。「不公平だ」「やむを得ない」そういう意見なら、展望台まで登れる灯台から富士山の山頂までエレベータをつけろという風にもとらえられる。

 一方で、ハンディがあっても登ってみたいというのなら、せめて江戸時代風の「かご」にしてみてはという意見もある。

 要望は時に「ごり押し」にとらえられる。「観光地」が故のことだが、「登れないのはやむを得ない」ととらえるか「差別だ」ととらえるか。

 私はやむを得ないと思う。その代わり、天守閣ではこういう映像ですよという「VR体験」など、工夫するのも手だと思うのだが。
 障がい者だから優先しろというのは、私は嫌いです。