投票にもあるように、名古屋城の木造復元化工事について、障がい者団体から「天守閣まで車いすが登れないのは不公平だ。」と、エレベータ設置を求めたことに対して、河村たかし市長は「ゴンドラなど対応するが、あくまでも復元で会って、姫路城のようなエレベータを付けると外観が損なう」として拒否した。
いろんな意見がある。
「復元化」であれば、やむを得ないのではないか。「不公平だ」「やむを得ない」そういう意見なら、展望台まで登れる灯台から富士山の山頂までエレベータをつけろという風にもとらえられる。
一方で、ハンディがあっても登ってみたいというのなら、せめて江戸時代風の「かご」にしてみてはという意見もある。
要望は時に「ごり押し」にとらえられる。「観光地」が故のことだが、「登れないのはやむを得ない」ととらえるか「差別だ」ととらえるか。
障がい者だから優先しろというのは、私は嫌いです。