◇セ・リーグ 中日―巨人(2018年5月13日 東京D)
中日の松坂大輔投手(37)が13日、東京ドームで行われた巨人戦に先発し、3回途中で緊急降板した。日本球界では4241日ぶりの白星となった4月30日のDeNA戦(ナゴヤドーム)から中12日での登板となったが、西武時代に11戦8勝2敗と好相性を誇った東京ドームに緊張が走った。
【写真】降板する松坂を見つめる森監督
わずか3球で2点を失った。松坂は初回、先頭の坂本勇に初球を左前にはじき返されると、続く吉川尚にはカウント1―0から内角低めのカットボールを高々と右翼席に運ばれる先制2ランを被弾。2年目の吉川尚にプロ初本塁打を献上した。
2回は3者凡退に抑えたものの3回1死二塁から阿部を四球で歩かせたあと、右脚をかばうようなしぐさを見せ、朝倉投手コーチとトレーナーに付き添われてベンチ裏へ。そのまま降板となり、代わって笠原がマウンドに上がった。その後、松坂は右ふくらはぎの強い張りで降板したと発表された。
結局、41球を投げ、2回1/3を4安打4失点だった。