◆楽天0―11西武(6日・楽天生命パーク)
楽天は西武に大敗を喫して4連敗。先発の藤平が4回途中9失点と崩れたことが誤算だった。3回7失点でマウンドを降りた前日(5日)の則本に続く先発投手のKO。31試合目にして早くも自力優勝の可能性が消滅した。梨田昌孝監督(64)は2試合連続で先発投手が4回すら持たずに大量失点で降板する試合展開に「2日続きで、こういう試合は見せたくないですし、見たくもないです」と怒りをあらわにした。
【写真】秋山に右越えソロを浴び呆然とする藤平
連勝はたった1度のみで、開幕から11カード連続勝ち越しなし。開幕から8月中盤まで首位を走ったいた昨季とは真逆展開に「負け方が悪すぎる。負けるのは仕方ないけど、中身がちょっとなさすぎる。先発がこれだけ早くノックアウトされると、いいピッチングをしてもなかなか点が取れないし。本当にちぐはぐなところが多いので、しっかり受け止めてやるしかないと思う」と必死に気持ちを切り替えた。
今後ナインを集めて、ミーティングを行うかを問われると「ミーティングして勝てるのであれば、1日中しますよ、試合をやめてね」と苦笑いするしかなかった。