沖縄県の翁長(おなが)雄志(たけし)知事(67)は10日、同県浦添市の病院で記者会見を開き、検査入院の結果、膵臓(すいぞう)に腫瘍が見つかり、今月中に手術を受けると発表した。
翁長氏は「これからも与えられた知事としての責任を全うしたい」と述べ、手術後、早期に公務復帰する意向も表明した。
翁長氏は今月5日に人間ドックを受診後、医師の指示で検査入院。7日に退院したが、その後も公務を見合わせていた。会見に同席した担当医は、翁長氏の膵臓に2~3センチの腫瘍があるとし、手術後に腫瘍が良性か悪性かを判断すると説明した。「根治を目指した治療が可能」とも語った。
翁長氏は手術前も当面、自宅で療養しながら公務を続ける考えという。翁長氏の入院中、知事の職務代理者を置くかどうかは決ま