テレビ朝日系の情報番組「ワイド!スクランブル」(月~金曜午前10時25分)で15日、出演者の声が約2分間流れない状態になるなど、冒頭で5分間ほど音声トラブルが生じた。
この日は14日に初日を迎えた大相撲初場所の話題から。橋本大二郎キャスターと大下容子アナウンサーの両司会者が話す音声が10時25分から流れず、久保田直子アナがスポーツ紙の記事内容を紹介している途中の27分に音声が入った。
その後も、コメンテーターの発言の音量が小さく、28分に「現在音声トラブルが発生しております」というテロップが画面に出た。スタッフらしき人物が一瞬、写り込むなどスタジオは混乱。大下アナは「音声トラブルで失礼します。(10時)29分を過ぎましたけれど、まだオンエアが続いています。音声トラブルが続いていて、大変ご迷惑をかけています。現在、そして昨日の大相撲を続けてよろしいでしょうか」と困惑した表情でアナウンス。舞台裏にいるスタッフの声も入り込み、騒然とした様子をうかがわせた。
大下アナが続けて「あの…」と言ったところで一転、CMに。1分ほどでCMが終わると、報道フロアから下平さやかアナがニュースを伝え始めたが、無音声。大下アナはスタッフに確認するように「これも出ていますか? 音声が途切れていますか」と話し、下平アナは画面から消えた。
さらに大下アナは「申し訳ありません。音声トラブルが続いています。音声が出ない状態が続いています。報道フロアのニュースも音声トラブルでみなさまにお聞きいただけない状態となっております。大変失礼いたしています」と陳謝を繰り返し、「では、こちらからニュースをお伝えしてもよろしいですか」として自らニュースをアナウンス。その後は、午前11時ごろの時点まで音声は途切れていない。