競泳男子平泳ぎの小関也朱篤(25)が後輩に暴力を振るったとして、所属するミキハウスから活動自粛の処分を受けたことが11日、分かった。
関係者によると、小関は昨年12月までスペインで行われた日本代表の合宿中に、所属先が同じ後輩の男子選手に対して行動を注意した際、顔をたたくなどの暴力を振るった。相手に大きなけがはなく、小関はその後謝罪したという。ミキハウス関係者は「本人は深く反省しているが、暴力は許されるものではなく、処分が必要と判断した」と説明。日本水泳連盟には帰国後の12月末に報告したといい、3月末までは大会に出場させず、合宿など代表活動を辞退する。
小関は2016年リオデジャネイロ五輪代表。昨年の世界選手権では200メートル平泳ぎで銀メダルを獲得した。