22日にフジテレビ系で放送されたプロボクシング世界戦WBA世界ミドル級タイトルマッチ・村田諒太―アッサン・エンダム戦の平均視聴率が20・5%(午後8時14分から9時30分の平均)を記録したことが23日分かった。
瞬間最高視聴率も午後9時4分の26・7%。各局が第48回衆院選報道一色の中、好数字をたたき出した。
この日のビッグマッチでは、ボクシング12年ロンドン五輪ミドル級金メダリストでWBA同級1位の村田諒太(31)=帝拳=が、新王者に。同級王者アッサン・エンダム(33)=フランス=に7回終了TKO勝ち。5月の王座決定戦で不可解な判定負けを喫したが、ダイレクトリマッチ(直接の再戦)でリベンジに成功した。 日本人がミドル級で世界王者になるのは1995年12月の竹原慎二以来、2人目。日本人の五輪メダリストの世界王者は初の快挙となった。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)