koboパーク宮城で行われていた楽天―ソフトバンク戦の3回途中で思わぬ「中断」が入った。ソフトバンクが1点を先制し、なお2死二、三塁の場面。則本が中村晃に対し、1ボール1ストライクとしたところで球場が大きくざわつきだした。その波は徐々に広まり、マウンドの則本は思わずプレートを外し、石山球審はタイムを宣告した。
実はこの瞬間、甲子園で地元宮城県代表の仙台育英が、大阪桐蔭に劇的なサヨナラ勝利を飾っていた。スマートフォンなどで速報を見たファンの歓喜が、koboパーク宮城のスタンドにも広がり、プロ野球の試合を中断させてしまった。