気象庁は、秋田県小坂町付近で午後2時40分までの1時間に約100ミリの猛烈な雨が降ったとみられるとして、記録的短時間大雨情報を発表した。土砂災害などに警戒が必要だ。
きょう17日は上空の寒気の影響で大気の状態が非常に不安定となっていて、東北では所々で雨雲が発達している。夕方頃にかけて局地的に激しい雨の降るおそれがあるため、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒が必要だ。また、落雷や突風、ひょうに対しても注意が必要となる。
記録的短時間大雨情報は、1時間に80ミリ以上の猛烈な雨を観測または解析し、さらにその地域にとって数年に一度程度しか発生しないような大雨である場合に発表される情報。周辺地域では、土砂災害や河川の増水など、災害の危険性が高まっているため警戒が必要となる。