「大相撲夏場所・7日目」(20日、両国国技館)
立行司の式守伊之助が「咽頭炎」の診断書を提出し、この日から休場した。大相撲における行司は取組の進行も担当しており、声は非常に重要な“商売道具”でもある。
診断書には「可能な限りの安静と発声を控えるのが望ましいです」と記されている。現在、行司の最高位である木村庄之助が空位のため、伊之助が結びの一番を裁いていた。7日目から立行司不在で場所が行われる。
行司は力士のしこ名を呼び上げたり、「はっきよい」、「残った」などの声を発したりと、喉が使えなければ務まらない仕事となっている。