県野球場は荘銀・日新スタジアム
03月30日 16時12分
中山町にある県の野球場はこれまでと同じ２つの企業が引き続いて命名権を取得することになり、「荘銀・日新スタジアム」となることが決まりました。
山形県は民間の資金を施設の運営に活用しようと県の中山公園野球場の名前をつける権利＝命名権を売り出し、６年前から「荘内銀行」と「日新製薬」が共同で取得しています。
契約が３１日で切れることから３０日、県庁で協定書の締結式が行われ、２つの企業のトップと吉村知事がそれぞれ署名しました。
新たな契約の期間は、来月１日からの３年間で、年間５００万円の契約金を２つの企業で折半するということです。
球場の正式名称は「荘内銀行・日新製薬スタジアムやまがた」で、略称は「荘銀・日新スタジアム」とこれまでと同じです。
荘内銀行の上野雅史頭取は、「スポーツ振興に貢献を行うことが地域の元気につながればいいと思います」と話していました。
また、日新製薬の大石俊樹社長は、「製薬会社の名前はふだんは表に出ませんが、社会的な貢献を通じて浸透させていきたい」と話していました。
「荘銀・日新スタジアム」では、プロ野球では来月末に楽天の２軍の試合が、６月には楽天や巨人の１軍の試合が行われます。
また、７月には高校野球の県大会が開催される予定です。
