巨人は２７日、野球賭博問題で日本野球機構（ＮＰＢ）から１年間の失格処分を受けていた高木京介投手（２７）と育成契約を結んだことを発表した。
【写真】謝罪会見の時と風貌が少し変わったような…
高木京は復帰会見で「非常に罪は重い。償うには野球しかない」と話した。
巨人は、高木の処分期間が明けた２２日に復帰の意思を示す申請書を受け、熊崎コミッショナーに提出する予定です」と明かした。
野球賭博問題は、２０１５年１０月に福田聡志元投手ら３人の関与が発覚し、翌月に無期失格処分を受けた。高木は昨年３月に関与が判明したが、関わり方やその後の対応が異なるとして、同２２日に１年間の失格処分を受けた。
◆失格選手の復帰手続き 野球協約では失格選手が復帰を希望する場合、〈１〉処分当時の所属球団に復帰の理由を記入した復帰申請書を提出〈２〉所属球団が復帰申請書に球団としての意見を添付してコミッショナーに提出〈３〉コミッショナーが復帰を正当かどうか判断―の過程を踏む。有期の失格選手の復帰は期限満了の翌日から申請でき、処分当時の所属球団に復帰しなければならない。
◆高木 京介（たかぎ・きょうすけ）１９８９年９月５日、石川・能美市生まれ。２７歳。星稜高では４番も務め、３年夏に甲子園出場。国学院大では２年春からエース。１１年のドラフト４位で巨人入団。１５年までの４年間で１３９試合６勝０敗１セーブ、防御率３・０３。１８３センチ、８６キロ。左投左打。
