W杯スキー:ジャンプ女子>◇個人第17戦◇15日◇韓国・平昌(ヒルサイズ=HS109メートル)
高梨沙羅(20=クラレ)が、2季連続4度目の総合優勝を飾った。
1回目97・5メートルで首位、2回目は94・0メートルと伸ばせず合計224・9点で、総合優勝の条件5位以内となる2位となった。
会場は14年秋に合宿で訪れた経験があるが、当時雪はなく「冬の景色、感覚を吸収したい」と話しており、平昌五輪と同会場で好感触をつかんだ。
ソチ五輪では大本命と言われながら4位に沈んだ。大舞台で力を発揮するため「人間力を高めることも大事」と心も磨いていた。
伊藤有希(土屋ホーム)が1回目96・0メートルで2位。2回目101・5メートル、116・3点、合計234・4点とし、逆転で優勝を飾った。