日本大相撲トーナメント決勝○稀勢の里(突き落とし)貴ノ岩●(5日・両国国技館)
初場所後に第72代横綱に昇進した稀勢の里(30)=田子ノ浦=が、昇進後初の土俵となる日本大相撲トーナメントに出場し、決勝で東前頭10枚目(初場所番付)・貴ノ岩(貴乃花)を突き落とし、優勝を飾った。
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稀勢の里はトーナメントで、宝富士、勢、臥牙丸、玉鷲を退け決勝に勝ち上がった。トーナメント前には、国技館の土俵で初の横綱土俵入りも披露。「日本一」の声援が飛んだ。「暖かい声援ありがとうございました。これからしっかりけいこして、いい相撲を取りたいです」と話した。
他の3横綱は、白鵬、鶴竜が初戦敗退。日馬富士は休場した。