大雪の影響で鳥取県と岡山県を結ぶ米子自動車道の県境付近では車およそ40台が23日午後から10時間以上動けなくなっています。西日本高速道路は車をレッカー移動するなど復旧作業を続けていますが、雪の影響などで作業は難航し復旧のめどは立っていないということです。
西日本高速道路中国支社によりますと鳥取県と岡山県を結ぶ米子自動車道は大雪の影響で鳥取県の江府インターチェンジと岡山県の蒜山インターチェンジの間の上り線で23日午後2時前から複数の車が立往生し10時間以上たった今もおよそ40台が動けなくなっているということです。
西日本高速道路ではこの前後の区間を通行止めにしているということで所有者の許可がなくても車を移動させることができる「災害対策基本法」を適用して車をレッカー移動しているほか、自力で走行できる車は反対車線から高速道路の外に出てもらっているということです。
しかし、雪が激しく降っていることなどから作業は難航し復旧のめどはたっていないということです。
西日本高速道路によりますと長時間、車内に残されている人たちにおにぎりや水などを配っているということで今のところ体調不良を訴える人やけがをした人はいないということです。