夜だるま昆布長の、カウントギリギリ!(;゚д゚)(つд⊂)

Yahoo!ブログより移籍いたしました、夜だるま昆布長と申します。自身障がい者で、施設に通所しながら、日々アビリンピックの練習や、個人新聞を製作しています。Officeむいんぐ代表。林家木久扇名付け人です。山形県鶴岡市。

夜だるま速報『芥川賞直木賞』

日本文学振興会は19日、『第156回芥川賞直木賞平成28年度下半期)』の選考会を東京・築地「新喜楽」で開き、芥川龍之介賞山下澄人氏の『しんせかい』(新潮7月号)、直木三十五賞恩田陸氏の『蜜蜂と遠雷』を選出した。

 山下氏は1966年1月、兵庫県神戸市生まれ。神戸市立神戸商業高校を卒業。富良野塾二期生。96年より、劇団FICTIONを主宰している。『緑のさる』(平凡社)で「第34回野間文芸新人賞」を受賞。『ギッちょん』(12年文學界6月号)、『砂漠のダンス』(13年文藝夏号)、『コルバトントリ』(13年文學界)が芥川賞の候補作となり、『しんせかい」が4度目の候補作だった。

 恩田氏は1964年10月生まれ。宮城県仙台市出身。東京都港区在住。早稲田大学を卒業。92年、「第3回ファンタジーノベル大賞」の候補作となった『六番目の小夜子』でデビュー。『夜のピクニック』(新潮社)で「第2回本屋大賞」「第26回吉川英治文学新人賞」を受賞。『ユージニア』(角川書店)『蒲公英草紙 常野物語』(集英社)『夢違』(角川書店)など、これまで5回「直木三十五賞」の候補となり、6度目の候補で念願の受賞を果たした。

 芥川賞直木賞は1935(昭和10)年に制定。芥川賞は新聞・雑誌(同人雑誌を含む)に発表された純文学短編作品、直木賞は新聞・雑誌(同)・単行本として発表された短編および長編の大衆文芸作品の中から優れた作品に贈られる。前者は主に無名・新進作家、後者は無名・新進・中堅作家が対象となる。

 前期・第155回(平成28年上半期)の芥川賞村田沙耶香氏の『コンビニ人間』、直木賞荻原浩氏の『海の見える理髪店』がそれぞれ受賞した。

 候補作は以下の通り(五十音順・敬称略)。

■第156回芥川龍之介賞 候補作(掲載誌)
加藤秀行『キャピタル』(文學界12月号)
岸政彦『ビニール傘』(新潮9月号)
古川真人『縫わんばならん』(新潮11月号)
宮内悠介『カブールの園』(文學界10月号)
山下澄人『しんせかい』(新潮7月号)

■第156回直木三十五賞 候補作(出版社)
冲方丁『十二人の死にたい子どもたち』(文藝春秋
恩田陸蜜蜂と遠雷』(幻冬舎
垣根涼介『室町無頼』(新潮社)
須賀しのぶ『また、桜の国で』(祥伝社
森見登美彦『夜行』(小学館

選考委員は以下の通り(五十音順・敬称略)。
芥川賞小川洋子奥泉光川上弘美島田雅彦高樹のぶ子堀江敏幸宮本輝村上龍山田詠美吉田修一
直木賞浅田次郎伊集院静北方謙三桐野夏生高村薫林真理子東野圭吾宮城谷昌光宮部みゆき