12日夜、山形県大蔵村で61歳の女性が自宅の軒下で雪に埋まっているのが見つかり、その後、死亡しました。警察は、屋根から落ちた雪の下敷きになったと見て調べています。
12日午後10時ごろ、山形県大蔵村の介護ヘルパー、佐藤悦子さん(61)が自宅の玄関脇の軒下で雪に埋まっていると、佐藤さんの夫から消防に通報がありました。佐藤さんは病院に運ばれましたが、死亡しました。
警察によりますと、佐藤さんは雪の中であおむけの状態で倒れていて、そばにはスコップがあったということです。警察は、佐藤さんが雪かきをしているときに、屋根から落ちた雪の下敷きになったと見て調べています。
大蔵村では今週に入って断続的に雪が降り、山形地方気象台によりますと、現場に近い大蔵村肘折では、12日午後10時の積雪が2メートル15センチとなっていました。
平年を60センチ近く上回る
気象庁の観測によりますと、山形県の大蔵村肘折では、12日午後10時の積雪が2メートル15センチで、それまでの24時間で48センチの雪が積もりました。大蔵村肘折ではその後も雪が降り続き、13日午前5時の積雪は2メートル23センチと平年を60センチ近く上回っています。