夜だるま昆布長の、カウントギリギリ!(;゚д゚)(つд⊂)

Yahoo!ブログより移籍いたしました、夜だるま昆布長と申します。自身障がい者で、施設に通所しながら、日々アビリンピックの練習や、個人新聞を製作しています。Officeむいんぐ代表。林家木久扇名付け人です。山形県鶴岡市。

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山形、福島両県境の板谷峠(標高755メートル)のほぼ頂上に近いJR奥羽線無人駅「峠駅」(山形県米沢市大沢)で、昔ながらの餅の立ち売りを続けて116年を迎える店がある。かつて蒸気機関車が燃料補給で止まる「スイッチバック式」の駅として有名だったが、自動車の普及などで今や1日の列車はわずか上下各6本だ。「峠の茶屋」5代目店主の小杉大典さん(40)は、伝統の味を伝えるために今日も駅に向かう。
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 「とうげの名物ー、ちからー、もちー」。12月上旬の午後1時20分、米沢行きの下り普通列車(2両編成)がホームに到着すると、小杉さんの低くよく通る声が構内に響く。駅は雪よけに覆われており、昼でも暗い。乗客はおらず、停車時間は30秒ほどだ。
 車掌が出発の笛を鳴らす直前、若い乗客の男性が手招きした。小杉さんは、肩にぶら下げた木箱から餅を取り出し、代金と引き換えに素早く手渡した。出発する際は車掌に一礼する。次の下り列車は午後4時33分の到着だ。「4~5日売れない時もざら。気長に焦らずだね」とほほ笑む。
 創業は明治27(1894)年。奥羽線・米沢-福島間の開通工事を担った初代店主が同僚に振る舞った大福餅が駅長の目に留まり、「力餅」となった。立ち売りは10個入り1000円(税込み)。夏季は峠駅近くの店舗でそばやうどんなども売る。のれん分けした支店も山形新幹線で力餅を車内販売している。