神奈川・大和市で、母と2人暮らしの50代の女が、警察に通報をしたあと、自宅から出てこず、警察は、7時間以上説得を続けたあと、室内に突入して女を確保し、母親も無事保護した。2人にけがはないという。
4日午前10時ごろ、大和市中央林間の自宅マンションにいる50代の女から「人を殺した」などと、消防に通報があった。
救急車がサイレンを鳴らして到着すると、通報した女が、今度は「サイレンがうるさい」などと110番通報をしたという。
警察が駆けつけると、女は「死んでやる」、「警察官は帰れ」、「入ってきたら自分は死ぬ」などと言い、玄関を開けないため、7時間以上にわたって警察が説得を続けた。
その後、午後5時すぎに、警察がベランダから室内に突入して女を確保し、母親を保護した。
2人にけがはないという。
警察は、女が本当に人を殺した事実があるかどうかも含め、くわしく事情を聴いている。
