J2山口、17人が流出…最多得点中山はJ2山形へ 得点トップ3移籍
スポニチアネックス 2016年12月27日 17時08分
J2山口は27日、FW中山仁斗(24)がJ2山形へ完全移籍すると発表した。
中山は今季J2リーグ戦29試合に出場してチーム最多の11得点をマーク。山口では、中山に次ぐ10得点をマークしたMF島屋八徳(27)がJ2徳島へ、同3位の5得点を挙げたMF福満隆満(24)が来季J1へ昇格するC大阪へそれぞれ完全移籍することがすでに発表されており、チームでの得点ランク上位3選手がすべて移籍することになった。シーズン終了時に在籍していた28選手中17選手がチームを去ることになった。
また、42試合4得点のMF庄司悦大(27)はJ2岐阜、42試合3得点のMF小池龍太(21)はJ1柏へそれぞれ完全移籍。今季30試合でゴールを守ったGK一森純(25)もJ2岡山へ完全移籍することが発表されており、レギュラー陣が軒並み他クラブへ流出する。
J3鳥取から今季加入した中山は山口を通じ、「1年という短い間でしたがホンマにお世話になりました!どんな時も後押ししてくださり、いつもパワーをもらいました!新しい地でも自分らしさを忘れず、山口での出会いや経験を財産に日々邁進していきます!山口ぶちええとこでした!1年間ありがとうございました!」とコメントしている。
山口は2015年に初参入したJ3リーグ戦で即優勝を果たし、今季からJ2へ昇格。最終順位は22チーム中12位だったが、5月には来季J1へ昇格するC大阪を4-2で破るなど一時3位に浮上するなど大健闘した。
山口県出身で「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳(43)は今月10日に更新したツイッターで「レノファ山口ファンになったばかりだけども…レノファ山口の主軸の庄司選手がいなくなるのは寂しくなるなぁ 来期も頑張って欲しい レノファ山口!」と、翌11日には「自分の郷土にプロスポーツがあるとやっぱり嬉しい…J2 レノファ山口!新ユニフォームも良い感じ!山口県のみんな!レノファ山口を応援しよう!」とつぶやいていたが、さらなる流出となった。