落語家・桂歌丸(80)が22日、群馬・みどり市のながめ余興場で行われた「桂歌丸芸歴65周年“冬の特選大落語会”」で高座復帰した。
歌丸は体調不良を訴え14日に横浜市内の病院に入院、肺炎の一歩手前の症状だったが回復し21日に退院していた。
ほぼ満員の観客を前に、歌丸はトリで「長命」をたっぷりと演じ、観客を沸かせた。同所での落語会は当初、7月に予定されていたが、歌丸が腸閉塞で入院したため中止となり、“仕切り直し”で今回の落語会が企画された経緯がある。
仲入り前には、三遊亭小遊三(69)、三遊亭円楽(66)とともに座談を行い、前回中止になったことを謝罪していた。
歌丸は23日には、名古屋市・日本特殊陶業市民会館の「大名古屋らくご祭2016」に出演する。