民進党の原口一博元総務相は10日、自らのツイッターなどを通じて、遺伝性の骨の難病と診断されたことを明らかにした。関係者によると、骨が折れやすくなる骨形成不全症で、国の「指定難病」として医療費助成対象となっている。
原口氏は現在入院中だが、ツイッターでは「難病の国会議員には国を引っ張ることができないのか。私はそうは思いたくない」と、議員活動を続ける意向を表明。公表に踏み切った理由について「データの蓄積も解決への道筋だ」と説明した。
これに関し、自らも難病を患った安倍晋三首相はフェイスブックで「政治家として難病の告白は難しい決断だが、難病に苦しむ多くの人たちもきっと勇気づけられる」と激励、回復を祈った。