和歌山電鉄貴志川線の貴志駅(和歌山県紀の川市)で26日、クリスマスに向けて駅舎を彩るイルミネーションが始まった。点灯式では赤いサンタクロース姿の三毛猫のニタマ駅長を見ようと多くのファンが訪れた。点灯は来年1月6日までの午後5時半~10時。
点灯式は昨年6月に死んだ「たま駅長」がスイッチを押してきた冬の恒例行事。この日は後任のニタマ駅長が肉球でスイッチを押し、オレンジ色や赤、青など色とりどりのLED約5500個で駅舎を照らした。
ニタマの育ての親である山木慶子・同社取締役は「昨年よりLEDの数も増え、さらにバージョンアップした駅舎を見に来て」と話していた。