＜セＣＳファーストステージ：巨人３－４ＤｅＮＡ＞◇第３戦◇１０日◇東京ドーム
レギュラーシーズン３位のＤｅＮＡが、延長戦で同２位の巨人を下し、２勝１敗でファイナルステージ進出を決めた。
巨人先発の内海が誤算だった。初回にＤｅＮＡロペスの２ランで先制。その裏巨人も阿部の２ランで追いついたが、２回に関根の犠飛でＤｅＮＡが勝ち越し、内海はこの回途中で降板した。代わった２番手大竹が７回まで無失点の力投。６回に村田のソロで巨人が再び追いついた。８回にはＤｅＮＡが無死一、二塁の絶好機をつくったが、巨人山口が無失点にしのいだ。９回裏の巨人は先頭村田が出塁し、代走鈴木で決めに行ったがまさかの牽制死。延長にもつれ込んだ。
１０回には守護神沢村がマウンドへ。ロペス、筒香と続く中軸を３人で抑えたが、１１回に倉本の打球が直撃し緊急降板。代わった田原から、嶺井が決勝打を放った。その裏を山崎康が抑えた。
セ・リーグ王者の広島が待ちかまえるファイナルステージは、１２日からマツダスタジアムで行われる。
