夜だるま昆布長の、カウントギリギリ!(;゚д゚)(つд⊂)

Yahoo!ブログより移籍いたしました、夜だるま昆布長と申します。自身障がい者で、施設に通所しながら、日々アビリンピックの練習や、個人新聞を製作しています。Officeむいんぐ代表。林家木久扇名付け人です。山形県鶴岡市。

24時間テレビ。これとは別に、番組が作れないか

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 ことしも24時間テレビが終わった。
●何を目的にしているのか
●なぜマラソンは20:40前後にたいていつくのか
●なぜギャラが発生するのか
●なぜ感動の押し売りするのか
 というのはまず置いといて、一年に一回、ハンデを持つ我々のほうに目を向けてほしいという番組として私は見ている。

 この24時間テレビに、「企画が重なっただけ」としていたあのバリアフリー番組「バリバラ」が、やったらしい。
 あーノーマークだったなぁ。
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NHKのEテレの情報バラエティー番組「バリバラ」で28日夜、「検証!『障害者×感動』の方程式」と題した生放送があった。「清く正しい障害者」が頑張る姿を感動の対象にすることを「感動ポルノ」と表現し、「感動は差別だ」との障害者の声を伝えた。同時間帯は日本テレビ系で障害者の姿を伝えるチャリティー番組「24時間テレビ」が放送中だった。

 番組では、自身も障害者で「感動ポルノ」の言葉で問題提起した豪州のジャーナリスト兼コメディアン、故ステラ・ヤングさんの「障害は体や病気よりも、私たちを特別視してモノ扱いする社会の方」との発言を紹介した。

 出演者は「笑いは地球を救う」と書かれたそろいのTシャツ姿。難病の大橋グレース愛喜恵さんを主人公にした模擬ドキュメンタリーも流した。生活の大変さや障害者になった衝撃、明るく前向きな姿を強調。本人の実感や意思を無視して「感動ポルノ」に仕立てられるさまを示した。大橋さんは今回の24時間テレビにも出演した。

 「障害者の感動的な番組をどう思うか?」と健常者と障害者100人ずつに聞いた調査では、「好き」は健常者が45人に対し、障害者は10人。健常者の好きの理由は「勇気がもらえる」「自分の幸せが改めて分かる」など、障害者は「取り上げてもらえるなら、感動話でも仕方ない」だった。英BBCが障害者を英雄や被害者として描くことが侮辱につながるとしたガイドラインを20年前に策定したことも紹介した。

 出演した脳性まひの玉木幸則さんは番組内で「(障害者と健常者が)同じ人間として怒ったり笑ったり、思いを重ねることがホンマの感動。一方的な感動の押しつけは差別だ」と話した。

 「バリバラ」は「バリアフリー・バラエティー」の略。2012年に始まり、障害者の性や結婚、高齢化などを当事者らが本音で語る場を提供してきた。「笑い」の要素も大きく、障害をネタにする当事者も出場する、お笑いコンテスト「SHOW-1グランプリ」も開催。今春からは障害者のほか性的マイノリティーなどに対象を広げ、生きづらさを抱える当事者の声を伝えている。

 障害を持つ人を表に出す、名前を出す、最近は顔も出すことすらタブーな面もある中(障碍者施設の例の事件は、いまだ被害者の名前が出てこないことも、なんとなく違和感を感じる)、かなり挑戦しているし、24時間テレビも利権とか絡んで民放上演出も必要なのは理解する。

 もっとわれわれもチャレンジしたり、活躍してどんどん出たらいい。

 それよりもだ、特に台湾や米国のように、何かしら災害が発生した時にこういう番組を立ち上げられないだろうか。例えば今年の熊本地震のように。

 ただねぇ。日本は「振り込め詐欺」とかあるからなぁ。