政府は、「
北朝鮮がミサイルを発射した」という情報を把握し、総理大臣官邸の危機管理センターに設置している「
北朝鮮情勢に関する官邸対策室」で、
防衛省や外務省などと連携して、ミサイルの弾道など情報の収集と分析にあたるとともに、被害が出ていないか確認を行っています。政府関係者によりますと、「ミサイルは1発、発射されたとみられ、国内での被害は今のところ確認されていない」ということです。これを受けて政府は、関係省庁局長級会議を開き、対応を協議しています。
外務省も情報収集急ぐ
外務省は「
北朝鮮がミサイルを発射した」という情報について、「詳細を確認しているところだ。現時点では何もコメントできない」としています。
外務省関係者によりますと、ミサイルは、
北朝鮮から
日本海に向けて1発発射されたということで、外務省では、ミサイルの種類など情報の収集や分析を急いでいます。
そして、情報が確認されれば、外交ルートを通じて、
北朝鮮への抗議を検討することにしています。