本多猪四郎監督は、旧朝日村の出身で、昭和２９年に公開された「ゴジラ」の監督を務めました。
シリーズは、ハリウッド作品も含め、これまでに３０本ほど製作され、国内外で人気を集めています。
鶴岡市の美術館では、シリーズの最新作の公開にあわせて、「ゴジラ」にまつわるイラストや資料など、およそ５００点を集めた展示会が開かれています。
このうち、シリーズの１作目で、本多監督が昭和２９年に手がけた「ゴジラ」は、当時の映画ポスターと台本が展示されています。
また、撮影に使われた高さ２メートルほどの「ゴジラ」の着ぐるみも、県内では初めて公開され、多くのファンを集めていました。
平井鉄寛主任学芸員は、「ここでしか見ることができない貴重な資料もあるので、たくさんの方に見ていただきたいです」と話していました。
「ゴジラと特撮美術の世界展」は、８月２１日まで鶴岡アートフォーラムで開かれています。
