18日未明、羽田空港に緊急着陸したハワイアン航空の旅客機で、8本のタイヤがパンクしたほか、油漏れも確認され、4時間以上、滑走路上で動けない状態となっています。国土交通省によりますと、タイヤの交換などには、このあとおよそ5時間かかる見通しで、羽田空港を発着する国内線や国際線のダイヤに影響が出る見通しだということです。
国土交通省によりますと、18日午前0時すぎに羽田空港を離陸したホノルル行きのハワイアン航空458便、エアバスA330型機で、太平洋の上空を飛行中に、油圧システムの異常を知らせる表示が出ました。このため、この旅客機は、羽田に引き返し、午前1時半ごろ緊急着陸しました。
国土交通省によりますと、乗客乗員にけがはなく乗客はバスに乗り換えてターミナルに移動しました。しかし、この旅客機は主翼の下などにある8本のタイヤがパンクしたほか油漏れも確認され、4時間以上、滑走路上で動けない状態となっています。
国土交通省によりますと、タイヤの交換にはこのあとおよそ5時間かかる見通しで、4本の滑走路のうち1本が使用できなくなることで、羽田空港を発着する国内線や国際線のダイヤに影響が出る見通しだということです。