Yahoo!知恵袋より
皇室典範を改正し、摂政設置要件を緩和したとしましょう。
摂政は天皇に代わりすべての国事行為を担う事になります。
(民法でいう所の成年後見に相当する制度です。)
従って、今度は皇太子が激務となります。陛下のご名代として国内各地を行啓なさる場合もあり、現在でもご多忙な状況です。
高円宮殿下が過労と思われる心不全で亡くなられた事を思い起こします。
天皇は国事行為臨時代理を置くことができますが、摂政にはそれを置くことはできません。(法律がそれを想定していません。摂政の代理は、天皇の復代理となります。)
ましてや皇太子の臨時代理は全く想定されていません。
天皇陛下の決裁なる書類だけでも膨大な量です。
法律・政令・認証官以上の人事・予算や決算等
これに皇太子の公務である内遊(陛下のご名代+皇太子として)に
陛下が現在行っている内遊を加えると、「24時間戦えますか」状態になってしまうのではないかと思われます。
参考例
生前退位
読み方:せいぜんたいい
終身制であり、かつ、該当の地位にある者の逝去に伴い後継者を選ぶ場合がほとんどであるような地位において、該当の地位にある者が存命中に退位すること。
2013年1月、オランダのベアトリクス女王が2013年4月をもって王位を王太子ウィレムに譲位すると発表した。ユリアナ前女王も生前退位しており、オランダ王室では生前退位は特段珍しいことではない。
2013年2月には、ローマ教皇ベネディクト16世が退位を表明した。ローマ教皇の生前退位はおよそ600年振りの出来事であり、極めて異例の部類に入るという。ベネディクト16世は退位の理由を、高齢に伴う身体の衰えとしている。