私自身、あの震災から5ねんで、こんなことが起きるとは思いませんでした。
熊本、大分から遠い山形にいても、あの日と重なるもの、あの日と違うものを感じます。
単純には言えませんが、川岸の古い家屋が倒壊がひどい、台風で飛ばされぬよう、重い瓦屋根の住宅に多数の被害があるという以上に、東日本の場合は、冬の積雪を考慮し、雪の重みに耐える分だけ耐震が違うせいではと感じました。
熊本城の被災にも多数のツイートや書き込みを見ましたが、中に「築400年という年月で、こういう文化財は天災・震災・戦などでの崩壊、改築も、歴史の一つでは」という書き込みに共感を覚えました。
あの東日本大震災で、生かされた教訓というものが見えてきません。
トヨタが生産拠点の部品工場の一つが被災しただけでストップした。なぜせめて北と南、別地域に設けないのかと。
ほかにも報道機関。「これだけ壊れました」「これだけの避難者が」「今また揺れました」という報道ではなく、「何がほしくて・どこに送ればいいのか」ぐらいしてほしい。
現場で取材していて、避難者にマイクを向けるのもどうかと思う。
こういった報道をもっと取り上げてほしい
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160419-00000542-sanspo-soci高須ヘリ、被災地へ 高須院長は佐賀空港で合流「僕の体重分だけ水が余分に積める」
http://bylines.news.yahoo.co.jp/egawashoko/20160420-00056804/3つの震災から見る大災害と刑務所
ただ早くも善意詐欺、空き巣、置き引きが相次いでいる。被災地の炊き出しに、静かに待つ被災者に海外から共感されているだけに残念だ。