熊本・益城町 震度計が復旧 原因は停電
4月15日 14時57分
14日夜に発生した熊本地震で震度7の激しい揺れを観測した益城町では、14日夜遅くから地震が起きても震度計のデータが気象庁に送られてこない状態が続いましたが、15日昼すぎに復旧したことを確認しました。
気象庁は、熊本県益城町にある震度計で、14日午後9時26分ごろに震度7の激しい揺れを観測したあと、午後11時28分ごろの地震を最後に震度計のデータが送られてこない状態が続いていたことから、15日昼すぎに職員を現地に派遣して震度計を調べました。
この震度計は益城町役場に設置されているもので、調査の結果、役場が停電したことにより、データを送ることができなくなっていたということです。
午前10時26分ごろ、役場の停電の解消とともに震度計のデータが送られてきて、昼すぎに職員が現地で装置を見ても異常がなかったということで、復旧したことを確認しました。