TBS系報道番組「NEWS23」(月~木曜・後10時54分、金曜・後11時半)のメインキャスターで、今月上旬に出産を控えて休養中の膳場貴子アナウンサー(40)が来年3月末で降板する意向を局側に伝えていることが2日、分かった。
TBS関係者は「膳場アナから『番組に区切りを付けて、育児に専念したい』と申し入れがありました。後任を含めて、これから検討しますが、了承することになると思います」と話している。出産を目前に控えているが、1月中旬までに行われるスポンサーへの説明を経て下旬には4月改編の方向性が決まるため、この時期に自ら申し出たとみられる。
NHK出身の膳場アナは2006年9月から「―23」のサブキャスターに就任し、09年3月にはメインに昇格。TBS専属のフリーアナウンサーとして「夜の顔」を務めてきたが、10年でピリオドを打つ。プライベートでは、今年7月に広告代理店勤務の男性と自身3度目の結婚と妊娠を発表した。
11月20日の番組では、目立ち始めたおなかを触り「私事ですが、番組を休ませていただくことになりました。新たな経験を通じて、視野を広げていけたらと思っています」と産休入りを報告した。