夜だるま昆布長の、カウントギリギリ!(;゚д゚)(つд⊂)

Yahoo!ブログより移籍いたしました、夜だるま昆布長と申します。自身障がい者で、施設に通所しながら、日々アビリンピックの練習や、個人新聞を製作しています。Officeむいんぐ代表。林家木久扇名付け人です。山形県鶴岡市。

夜だるまスポーツ

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DeNA・中畑清監督(61)が、今季限りでの辞任を球団に申し入れたことが1日、分かった。前日9月30日に池田純球団社長(39)、高田繁ゼネラルマネジャー(GM、70)らと会談し、成績低迷の責任を取るため、辞意を伝えた。球団は2日にも、南場智子オーナー(53)が中畑監督と会い、全力で慰留にあたることにしているが、退団は避けられない見通しとなった。

 まさかの急転だ。来季続投を要請されていた中畑監督が、球団に辞意を伝えたことが明らかになった。同監督は前日9月30日、池田球団社長、高田GM、吉田孝司編成部長(69)と会談。5位以下が確定した成績低迷の責任を取る意思を口にしたもようだ。

 高田GMはこの日、「話はしました。辞めるにしても、それは監督自身が決めることだから」と、極秘会談を行ったことを認めた。

 球団初のクライマックスシリーズ進出を目標に、今季の中畑監督は1年契約で4年目に臨んだ。セ・リーグ首位で臨んだ交流戦で3勝14敗1分けの最下位に沈み、セの大混戦の一因になった。それでも前半戦は首位ターン。1998年以来17年ぶりのリーグ優勝も予感させた。しかし後半戦スタートから1勝8敗。先発陣が総崩れとなり、8月は10勝16敗。9月も8勝12敗と立て直せず、10年連続Bクラス、8年連続5位以下が確定した。

 球団は7月17日、南場オーナー自ら、異例の早さで中畑監督に対して来季の続投を要請。失速後も「最下位もあると承知した上でお願いしている。スタンスは変わりません」と強調。7月時点での前向きな返答を信じて、期限を定めることなく、返答を待った。

 だが中畑監督は9月に入り「俺の中で(気持ちが)変わってきている部分もある。気持ちよく引き受けるためには、グラウンドで結果を出していかないといけない」と試合に集中してきた。

 こうした中、前日の会談で中畑監督は来季のコーチ人事に言及。複数の具体的な候補者を挙げて入閣を求めたようだ。気心が知れた腹心を据えてチームを強化し、5年目の勝負に挑みたいとの思惑があった。

 一方、球団は中長期的な視野で組織の安定を目指し、コーチを含めた人材育成、人事、補強は高田GMに一任。その原則は一貫している。コーチのすげ替えは、成績不振の責任転嫁との批判を招く懸念もある。球団が組織の根幹ともいえる人事についての信念を曲げれば、これまでの4年間を否定することにもつながりかねない。指揮官の要望が受け入れられる可能性は低い。

 DeNAは、今季球団新記録となる42度の本拠地満員を記録。中盤までの首位争いとあわせ、フロントと現場が二人三脚で若い球団を育ててきた。球団の中畑監督への信頼、続投希望は揺らいでいない。この日、横浜スタジアムを訪れた南場オーナーは「変わりはありません」と強調した。2日にも行われるオーナーを交えた最終会談で、全力で慰留する方針。だが中畑監督の翻意がない限り退任は避けられず、その場合、同日にも退任が発表される可能性がある。

 池田球団社長はかねてから「続投を要請する中で、裏で動くのは不義理で失礼なこと。もしものことがあればドタバタになる」と話し、中畑監督に代わる人事にはいっさい手をつけていなかった。退任が決まれば、球団はごく限られた時間で後任の選定作業を強いられる。来季、参入5年目を迎えるDeNAは、激震に見舞われる。