夜だるま昆布長の、カウントギリギリ!(;゚д゚)(つд⊂)

Yahoo!ブログより移籍いたしました、夜だるま昆布長と申します。自身障がい者で、施設に通所しながら、日々アビリンピックの練習や、個人新聞を製作しています。Officeむいんぐ代表。林家木久扇名付け人です。山形県鶴岡市。

夜だるま速報【池袋の事故】

東京都豊島区のJR池袋駅東口で16日、乗用車が歩道に突っ込み歩行者5人が死傷した事故で、自動車運転処罰法違反(過失傷害)容疑で現行犯逮捕された医師、金子庄一郎容疑者(53)=北区王子3=がてんかんの持病で定期的に通院していたことが警視庁池袋署への取材で分かった。正常な運転に支障がある恐れを認識しながら運転した疑いがあるとして、同署は18日、容疑を危険運転致死傷に切り替えて東京地検に送検した。

 同署は17日に金子容疑者の自宅を家宅捜索し、病院の診察券や服用していた薬を押収した。金子容疑者が薬の服用を怠っていた可能性もあるとみて薬の服用状況なども詳しく調べる。運転に支障がある病状の申告を義務付けた改正道交法が昨年6月に施行されており、申告状況についても捜査する。

 同署によると、金子容疑者は逮捕後、「持病は特にない」と供述していたが、妹から「兄は過去に髄膜炎になり、その後てんかんを患っている」と申告があった。事故翌日には、台東区にある病院の神経科の男性医師から同署に「(金子容疑者の)主治医として定期的に診察していた」と連絡があったという。

 主治医の説明では、金子容疑者は2006年11月から月1回通院し、投薬治療を続けていた。主治医に対し、「大学3、4年の時にてんかんと診断された。きちんと処方薬も飲んでいる」と話していたという。主治医は同署に対し「投薬治療で症状はコントロールされており、毎日薬を服用していれば運転への影響は少ないと判断していた」と説明しているという。【斎川瞳】

 ◇てんかん事故、厳罰化の動き

 てんかんなど運転に影響を与える恐れのある病状を巡っては、申告せずに車を運転したことで重大な死傷事故を招いたケースが相次いだことから、規制が強化されてきた。

 てんかんは過去2年以内に発作がなく、医師が今後数年程度発作が起きる可能性がないと診断した場合など、一定の条件を満たせば免許を取得できるようになった。だが、11年4月に栃木県鹿沼市で小学生6人がクレーン車にはねられ死亡した事故に続き、12年4月には京都市東山区祇園軽ワゴン車が暴走し19人が死傷する事故が発生。いずれも運転手は持病を申告せずに免許を取得していた。

 事故を受け、13年に改正された道路交通法(14年6月施行)で、運転中に意識を失う恐れがある持病を隠して免許を取得・更新した場合は「1年以下の懲役または30万円以下の罰金」とする罰則が新設された。また14年5月には、特定の病気の影響で「意識を失うかもしれない」と認識して死傷事故を起こした場合も危険運転致死傷罪に問えるようになるなど厳罰化が進んでいる。