夜だるま昆布長の、カウントギリギリ!(;゚д゚)(つд⊂)

Yahoo!ブログより移籍いたしました、夜だるま昆布長と申します。自身障がい者で、施設に通所しながら、日々アビリンピックの練習や、個人新聞を製作しています。Officeむいんぐ代表。林家木久扇名付け人です。山形県鶴岡市。

わきまえてほめたたえる。ノムさんなりのリスペクト

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 先日張本さんがカズに対してどーのこーのあったが、大リーグでA.ロットが、野村克也さんのホームラン記録を抜いたことに対してコメントしていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150422-00000528-sanspo-base
Xデーはたった10試合でやってきた。ヤンキースアレックス・ロドリゲス内野手(39)が17日(日本時間18日)、今季10試合目となるレイズ戦で、二回に通算657本塁打となる3号ソロ。六回には658本塁打となる4号2ランを放ち、野村克也さん(79)が持つ世界6位の通算本塁打657本を、あっという間に抜き去った。

 そこで、世界7位に転落した翌19日、野村さん(以下監督)に心境を聞いてきた。もちろん監督はAロッドに本塁打数を抜かれたことを知らなかった。

 「俺より打ったのか。まぁ、話としてはいいけど…。俺がメジャーに行ったところで、本塁打どころか、試合にも出してもらえないよ。世界なんて言うな。(Aロッドとは)比較にならん。これは王も同じ。“世界の王”なんて言われてるけど、あれは日本の王だよ」。

 そして監督は続けた。

 「俺が褒めてほしいのは“捕手で”ということ。夏場の暑いときは、本当に大変だった。楽な一塁で800本打ったのと、立ったり、座ったり、重労働の捕手で600本打ったのと、どっちが大変か…。『ノムさんは一塁や外野だったら、もっと打てたのに』とよく言われたもんだよ」。

 打力を生かすために捕手から一塁や外野にコンバートされる選手は多い。“もしも捕手でなかったら”と誰もが考えるはずだ。「でもな、そういう考えもあるけれど、俺は捕手だったから配球を読んで打てるようになったんだ」。座右の銘のとおり。まさに“生涯一捕手”だ。

 捕手として出場し本塁打を放ったメジャー記録はマイク・ピアザの396本(通算427本)。監督が捕手として600本以上打っているのは間違いなく、世界一本塁打を打った捕手ということになる。これはメジャーと比較してもおかしくはないと思う。

 最後にお詫びと訂正をさせてください。「Aロッド、世界6位のノムさん超えまであと4本」のコラムで、バリー・ボンズ本塁打数を抜かれた際に監督が「条件が違うわ」と話したのを「メジャーと日本の試合数が同じならもっと打っていた」と書いたのは、自分の大勘違い。今回書いたのが野村さんの本音です。(塚沢健太郎

 人それぞれだろうと前置きしたうえで、張本さんのように「俺らのころは」「俺の方が」という人と、王さん、大鵬さん、千代の富士の九重さんのように「どんどん記録は抜いてください」と寛大な人もいる。
 記録を抜かれることで、プレッシャーから解放されるのだろう。

 ノムさんの場合はそれでも「キャッチャーとしてこれだけ打ったのは俺ぐらい」というプライドはありますが。

 スピード時代、変化球多彩な時代での記録は、素直にほめたたえたいと思いますね。