リベリアから帰国後発熱=40代男性、エボラ熱検査―厚労省
時事通信 2015年03月16日 06時32分
厚生労働省は16日、エボラ出血熱が流行する西アフリカのリベリアから帰国した東京都の40代男性が発熱を訴え、都内の病院に搬送されたと発表した。簡易検査でマラリアと診断されたが、念のため男性の血液を国立感染症研究所村山庁舎(東京)に送り、感染の有無を検査する。
厚労省によると、男性は2日までリベリアに滞在し、4日に帰国。15日夜に38.4度の発熱や体の痛みなどの症状が出た。解熱剤を服用し37度まで下がったが、その後再び上昇した。
男性は医療関係者ではなく、エボラ熱患者とは接触していないと話している。帰国後は毎日2回、検疫所に体温を報告していたという。