ついにNHKが「アレ」を解禁した?
「玉袋筋太郎」がNHKでついに「解禁」――。10日夜、ツイッターが歴史の節目に沸きました。漫才コンビ「浅草キッド」の玉袋筋太郎さん(47)が、自身の出演するNHKドラマのエンドロールで、NHK地上波として初めて「玉袋筋太郎」とクレジット表記されたことに感激。ツイッターで「公共料金払ってきてよかった!」と喜びをあらわにしました。ドラマを見ていたファンからも祝福の投稿が相次ぎました。
今夜21時からMXテレビに玉袋さん生出演、喜び爆発か 【画像】NHKに「玉袋」の決定的瞬間
これまでNHK出演クレジットは「玉ちゃん」
このドラマは、毎週火曜午後10時からオンエア中の「全力離婚相談」。真矢みきさん主演で、夫婦の離婚問題を題材にしています。玉袋さんは、10日放送の第6回にゲスト出演。浪費癖のある妻・真奈美(田中美奈子さん)と大げんかする、夫・章太郎を演じました。
玉袋さんのツイッターによると、これまでNHKでは、番組中で「玉袋筋太郎です」と発言したりすることはあったそうです。
ただ、1987年の浅草キッド結成以来、「字幕や活字」では、自主規制的に使い分けている芸名「玉ちゃん」のままだったそうです。
エンドロールにファンもやきもき
ドラマの放送中から、ツイッターでは「玉袋筋太郎いい味出してるなぁ」などと演技をほめながら、エンディングでのクレジットがどうなるか、やきもきするファンのつぶやきも見られました。
そしてドラマが終わり、エンドロールで「玉袋筋太郎」のクレジットが確認されると、ファンからは「ついにNHKが『玉袋筋太郎』という芸名を認めた記念すべき日だ!」「正式名称が流れて感動しました」といったつぶやきが相次ぎました。
「公共料金払ってきてよかった!」
オンエア前から「(クレジットがどうなるか)さぁ、どっちだ?活目!」と注目していた玉袋さんでしたが、放送後には「スタッフロールで涙ポロリはいつ以来か…」「公共料金払ってきてよかった!」と感激しきりでした。
玉袋さんの師匠であるビートたけしさんは、弟子たちにムチャクチャな芸名を付けることで有名です。
相方の水道橋博士さんは、「相方の名前は『玉袋筋太郎』。そんなふざけた芸名でありながらも、テレビの世界は、キャリアを積めば出演者の一人として役を割り振りしてくれる誠に虚と実にあふれた劇場です」(2012年8月19日付朝日新聞コラム「TVダイアリー」)と、そんな「ふざけた芸名」を受け入れるテレビ業界の懐の深さに言及しています。