きのう言った通り、今日は「大黒様のお歳夜」
山形はここ庄内の特に鶴岡市がなぜか一番伝わっていて、おいらは小さいころからこれが来ると、「クリスマスが近い」と楽しみにしていたし、9年間いた山形市にはなかったため、好きだった納豆汁やこめいり「ポン菓子」が食べられず残念がったものでした。
言い伝えとして、大黒様が妻を迎える夜とされています。豆炒りや米炒り、まっか大根(二股大根)を供え、黒豆料理と大根料理を食べて、豊作と子孫繁栄を祝います。豆と大根は畑作物の代表であり、それらを供えることは大黒天を農神として信仰していることを示しています。
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山形はここ庄内の特に鶴岡市がなぜか一番伝わっていて、おいらは小さいころからこれが来ると、「クリスマスが近い」と楽しみにしていたし、9年間いた山形市にはなかったため、好きだった納豆汁やこめいり「ポン菓子」が食べられず残念がったものでした。
言い伝えとして、大黒様が妻を迎える夜とされています。豆炒りや米炒り、まっか大根(二股大根)を供え、黒豆料理と大根料理を食べて、豊作と子孫繁栄を祝います。豆と大根は畑作物の代表であり、それらを供えることは大黒天を農神として信仰していることを示しています。
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●大黒様とまっか大根
「練馬大根」にちかく、石ころなんかあってよく「何々に似ている大根」みたいなもの。
大黒様は餅が大好きだったそうです。ある時、餅をたらふくごちそうになり、家に帰る途中腹痛をおこしました。川端で大根を洗っていた嫁に「一本下さい」と頼みましたが、嫁は姑から大根の本数を数えて渡されているので、あげることができず困りましたが、大根の中にあった、まっか大根(二股大根)の一方をかき取ってあげました。大黒様はもらった大根で腹痛を治すことができたので、たいそう喜ばれたそうです。このことから、毎年大黒様にまっか大根を供えることにしたそうです。又、まっか大根は大黒様のお嫁さんだとも言われています。
●納豆汁とは
「練馬大根」にちかく、石ころなんかあってよく「何々に似ている大根」みたいなもの。
大黒様は餅が大好きだったそうです。ある時、餅をたらふくごちそうになり、家に帰る途中腹痛をおこしました。川端で大根を洗っていた嫁に「一本下さい」と頼みましたが、嫁は姑から大根の本数を数えて渡されているので、あげることができず困りましたが、大根の中にあった、まっか大根(二股大根)の一方をかき取ってあげました。大黒様はもらった大根で腹痛を治すことができたので、たいそう喜ばれたそうです。このことから、毎年大黒様にまっか大根を供えることにしたそうです。又、まっか大根は大黒様のお嫁さんだとも言われています。
●納豆汁とは
材料【納豆汁(4人分)】
納豆(大きめのもの)・・・1パック(100g)
豆腐・・・1/2丁
からとり芋の茎・・・5g
もだし・・・7g
わらび・・・80g
だし汁・・・500cc
味噌・・・大さじ3
酒・・・大さじ3
長ねぎ・・・適量
納豆(大きめのもの)・・・1パック(100g)
豆腐・・・1/2丁
からとり芋の茎・・・5g
もだし・・・7g
わらび・・・80g
だし汁・・・500cc
味噌・・・大さじ3
酒・・・大さじ3
長ねぎ・・・適量
下準備>
・ 鍋や容器等に芋の茎を入れ、熱湯を注いで蓋をし、蒸らして戻す。戻ったら、水につけてさっとアクを抜いておく。
・ 塩漬けのもだし、わらびの場合はあらかじめ塩出ししておく。
・ 鍋や容器等に芋の茎を入れ、熱湯を注いで蓋をし、蒸らして戻す。戻ったら、水につけてさっとアクを抜いておく。
・ 塩漬けのもだし、わらびの場合はあらかじめ塩出ししておく。
1| 納豆をすり鉢で粒が見えなくなるまでよくつぶす。つぶれたら酒を加え更によくすり、味噌を少しずつ加えどろどろになるまでよくすりつぶす。
2|わらび、芋の茎は1~1.5㎝に切り、豆腐は1㎝位のさいの目切りにする。長ねぎは小口切りにする。
3| 鍋に水と焼き干しを入れ、火にかけよくだしを取り、芋の茎、もだし、わらびを入れお湯が沸くまで煮る。
4|沸騰したら火を止め、 ①の納豆を溶かし入れ、味を調える。
5|豆腐を加え火にかけ、沸騰する直前に火を止める。器に盛り、刻みねぎをちらす。
2|わらび、芋の茎は1~1.5㎝に切り、豆腐は1㎝位のさいの目切りにする。長ねぎは小口切りにする。
3| 鍋に水と焼き干しを入れ、火にかけよくだしを取り、芋の茎、もだし、わらびを入れお湯が沸くまで煮る。
4|沸騰したら火を止め、 ①の納豆を溶かし入れ、味を調える。
5|豆腐を加え火にかけ、沸騰する直前に火を止める。器に盛り、刻みねぎをちらす。
料理のポイント
※ 芋の茎は煮すぎると、サクサクとした歯ざわりがなくなるので注意する。
※ 納豆を溶かし入れる際に、粗めのこし器を使うと溶かしやすい。
※ 納豆を入れてから沸騰させると納豆の風味が消えてしまうので注意する。
※ 長ねぎの他に、岩のりや刻みのりなどをちらしても美味しい
※ 芋の茎は煮すぎると、サクサクとした歯ざわりがなくなるので注意する。
※ 納豆を溶かし入れる際に、粗めのこし器を使うと溶かしやすい。
※ 納豆を入れてから沸騰させると納豆の風味が消えてしまうので注意する。
※ 長ねぎの他に、岩のりや刻みのりなどをちらしても美味しい