米大リーグ、ヤンキースの田中将大投手(25)が9日、右肘の炎症のため15日間の故障者リスト(DL)に入った。先発して七回途中までを5失点で4敗目を喫した8日のインディアンス戦後に痛みを訴えたといい、9日にニューヨークへ戻って磁気共鳴画像装置(MRI)検査を受けた。正式な診断結果はまだ出ておらず、ジラルディ監督は「深刻なけがではないと思うが、痛みがあるようだ」と話した。
予定していた13日のオリオールズ戦の登板はなくなる。田中将は大リーグ1年目の今季、18試合に先発して両リーグトップの12勝(4敗)を挙げ、防御率2.51の好成績。最近4試合は1勝3敗、計14失点と調子を落としていた。
メンバーに選出されているオールスター戦(15日、ミネアポリス)には登板しないが、参加することはできる。