アイドルグループAKB48のメンバーら3人が岩手県滝沢市の握手会場で切りつけられた事件で、殺人未遂容疑で逮捕された無職梅田悟容疑者(24)=青森県十和田市=が使った凶器のノコギリは、刃の反対側にカッターナイフの替え刃が取り付けられていたことが28日、岩手県警への取材で分かった。
県警によると、ノコギリは全長50センチの折りたたみ式。刃の反対側に長さ8センチ、幅2-3センチのカッターの替え刃1枚がついていた。現場にはメンバーらを襲った際に欠けたとみられる刃のかけら数個が落ちていた。カッターの刃について容疑者は「自宅でつけた」と供述している。
県警は28日、容疑者の自宅を5時間近く家宅捜索し、AKB48のCD2枚などを押収した。