夜だるま昆布長の、カウントギリギリ!(;゚д゚)(つд⊂)

Yahoo!ブログより移籍いたしました、夜だるま昆布長と申します。自身障がい者で、施設に通所しながら、日々アビリンピックの練習や、個人新聞を製作しています。Officeむいんぐ代表。林家木久扇名付け人です。山形県鶴岡市。

消えつつある震災の記憶

 東北地方ではNHK木曜昼の総合テレビは、「ごちそうさん」の前は「サラメシ(再)」ではなく、「被災地の声」と言うものをNHK仙台制作で放送しています。
 内容は出演者がスケッチブックに名前やメッセージを書いて、それをもってインタビューを受けるもの。大体は遠くにいる親戚や友人宛、なくなった型へのメッセージなどですが、あの震災以降放送されているものなのですが、始まった当初は「わたしは●●●町のここにいて無事です」「●●さんいまどこにいますか、連絡ください0000-1111-2222」というものから、徐々に仮設住宅に何とか入ることが出来ました。」「住み慣れた町を離れ、不安でしょうがない」~「なんとか仕事場を皆様の援助で再建できました」にかわり、今は、「もうじき3年。はやくもとの町に帰りたい」「10年後20年後、この町がどうなるのか」「いまだ仮設住まいですがなれました」に変わりつつあります。

 きょうは阪神大震災の日。遠く離れた山形でも、いつものテレビがない。大相撲もやっていないというただならぬ災害と言う記憶が。あの震災以降、ずっとNHK大阪で当時被害を伝えていた宮田修アナは、復興の遅れや日々悲惨なニュースに怒りを覚え、逆に怒りを静める仕事をしたいと神主さんになっています。

 どんな災害や事件も、体験していなければ「あー、あったっけね」で終わる。
 しかし、神戸は新しくなったものの疎開したお年寄りなどを中心に、当時は孤独死が相次いだ。いまも、福島は風評被害に出ている一方で、避難している中にも、自主避難した人を行政の対応で避難した人が批判したり、そういう現実があります。

 仮設住宅はあくまでも仮設。3年も住ませている政府の早い復興を祈念する。