夜だるま昆布長の、カウントギリギリ!(;゚д゚)(つд⊂)

Yahoo!ブログより移籍いたしました、夜だるま昆布長と申します。自身障がい者で、施設に通所しながら、日々アビリンピックの練習や、個人新聞を製作しています。Officeむいんぐ代表。林家木久扇名付け人です。山形県鶴岡市。

危機感がない新経営者な全日本プロレス

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 ツイッター蒼井そらさんが、「今日から下半期に入りましたよ。もう1回言います。

しも・半期に入りました。」\(^O^)/Wai

 下半期ですなぁ。
 坂東英二が脱税で雲隠れしたり、高見盛が引退したのもついこの間なのですが。時間は早いものですなぁ。

 さて、昨日国技館で、現武藤体制として最後の全日本プロレス興行シリーズ最終戦が行われました。

 自らが見つけてきたホワイトナイトだった経営再建相手のオーナーと決裂し、武藤についていって退団する者(浜良太・田中稔・舟木らと、阿部誠リングアナ)、団体に残る現三冠チャンピオン諏訪魔フリーランスから復帰する和田レフェリー。もと全日本の秋山らの去就やいかにですが。

 私のアメーバプログで大変お世話になっている方が観戦に行かれ、そこで大会の様子がかれていたのを見て驚きました。
 観衆6700人(たぶんさば読み)。しかしながら、まるでプロ野球の一方的な負け試合みたいに・・・

メインイベントに向けて観客が減っていく・・・

 休憩時間中の明るくなった館内写真を見ると、大相撲の本場所平日並みなのですが、11000人入るキャパシーで寂しい。

 しかしメインに向けて客が減る。一番盛り上がる三冠ヘビー級タイトルマッチ、諏訪魔VS.秋山のおいしい対決すら価値もないのか。どうせ諏訪魔勝って看板守ったゾーと言うシナリオを読んだか。あるいは新オーナーの白石さんの挨拶が聞きたくないのか、ひいきの選手が終わったらもう見なくていいのか、わけわかりません。

 大相撲では、近年ふがいない大関の取組や、東西が外国人力士な横綱の取組を見ないでちらほら帰る客は居るのですが。
 木戸銭(入場料)だって高いのに、最後まで、エンディングまで見るのがマナーなきも。

 さらに新オーナーサイトが殆どおらず、売店ではアドバイザーと言うほぼ名前だけみたいな蝶野正洋さんがのんきにサインを書いていたとか。
 リングに上がって何かリアクション起こせば、それなりに話題になったきも。

 退団する選手が四方に一礼して帰っていく、これらの選手を武藤はまとめて食わせていけるのだろうか。

 かつての三沢らの大量退団とは違う、ものすごいジェラシーを感じる。あの時も寄せ集めだったが、「全日本の火は消さない」という危機感からOB復帰に沸き、そして繋いで、新日本でくすぶっていた武藤が移籍してと盛り返した。一応。
 今回は経営としてはいいかもしれないが、肝心の魅力あるカード、選手が居るのか。「全日本の火は消さない」と、他のフリー選手がどれだけ集まれるのか。
 
 どの団体も暗黒の時代はある。新日本プロレスもかつては寸劇みたいなことをやったり空席を暗幕で隠したり、猪木に振り回されてへんな格闘技の試合を組まされたり、中継ワールドプロレスリング打ち切りか」とあったりした。現に30分に縮小したのもこの頃。
 今繁栄していても、ここで客のリサーチ、経営基礎を固めないとまた落ちる。

 プロレスとは雨だれの理論と、猪木は言っていた。硝子に打ち付けられる雨は枝分かれして下に流れ、最後はひとつになるというたとえ。
 ただ、こんな分裂、合体ばっかりやっていては、業界全体が沈む。

 腐っても鯛。腐っても全日本プロレス。白石オーナーは先ず、残った選手と磐石な信頼を。