夜だるま昆布長の、カウントギリギリ!(;゚д゚)(つд⊂)

Yahoo!ブログより移籍いたしました、夜だるま昆布長と申します。自身障がい者で、施設に通所しながら、日々アビリンピックの練習や、個人新聞を製作しています。Officeむいんぐ代表。林家木久扇名付け人です。山形県鶴岡市。

二つの、前例のない判決の行方は

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 山形は今朝は冷え込み、なごり雪が降っています。ちょうど桜の開花も早まり、もしかしたら入学式直後になるのでしょうか。
 今頃入学準備として、持ち物に名前を書いたりしている親御さんたちがいるでしょうか。

 さて、昨日から今日にかけ、前例のない判決が二つ出されましたな。
 ひとつは全国的に弁護士グループが起こしている、いわゆる一票の格差と前回の衆議院選挙の無効訴訟」。これで、広島と岡山で相次いで「選挙は無効」という判決が出ました。
 一応「控訴する」という選択肢もあり、ただちに無効とはならないでしょうが、0増5減だのという小手先はだめと言うことになっている。

 これは昨今における人口の減少に国の選挙区割りが柔軟に対応していない、政権・利権・政局のみが横行している今の正解に喝が入ったと見ていい。
 しかし、たとえば1都道府県一人ずつにしても、大都会東京都と山形とか島根などのように少ない県の差は出てくる。かといって、大都市に2人も3人も立てると、地方の声が届かないという反発も起きて難しい。
 早急に区割りを作り、夏の参議院選挙とWでとはなかなか行かないでしょうね。

 もうひとつは、大相撲の八百長裁判で、蒼国来栄吉さんにたいし、初の「解雇無効」判決が出ました。
判決のニュースより
2013年3月25日、東京地裁は「証拠不十分」として解雇は無効と判断し、幕内力士としての地位を認めた。但し、過去の八百長に関与したことが「うかがえる」という判決である。
蒼国来の略歴

 結局、蒼国来にたいして、相撲協会は控訴を断念し、早ければ五月場所から復帰する。

 蒼国来に対しては、結局一番責任を負うべき協会幹部の処分よりも、力士当事者の解雇・引退を推し進めた経緯が問題視されている。長くなるので割合するが、関与したという力士には、復帰は認めない判決は出ている。(星風など)

 で、一度引退勧告した力士をどう復帰させるか。蒼国来が最後にとった2年半前は前頭16枚目で8勝7敗。ということは1枚上げて幕内に置くのか、十両からなのかと言う難しいものがある。
 過去には無いといっているが実は昭和2年の、相撲協会に革命を起こそうとした春秋園事件がある。
事件の経緯はこちら

 このときは、いち早く一派を脱退して協会に帰参した武藏山は、大関のまま再出発をした。しかし当時の世論は天竜たちに同情的であったこともあり、武藏山には「裏切り者」の罵声が飛んだという。のちに横綱に昇進したものの事件前年(1931年)に負傷した右腕の影響もあり、期待通りの活躍を収めたとは言い切れず、事件を巡る一連の行動は彼の土俵人生に陰影を落とすこととなった。

 また、一部は「幕内別席」つまり張り出しと言う形をとっていたとある。と言うことは、何年被りに「平幕張り出し」という位も考えられる。

 地位はこの際同でもいい。2年と言うブランクがどう出るかですね。
 しかし相撲も柔道も、だめだなぁ。