行司の苦悩

　なんか新横綱日馬富士がさっそくしてやらかしたらしいですな。
　うれしさに受かれ、ガムかみながら缶ビール飲んで取材に応じたとか否とか。
　そもそも朝青龍によく似ているわけで、その辺を注意しませんと…。

　で。話題は日馬富士でもなく、突然ドタキャンした女子ゴルフの韓国賞金女王ではなく、この理事会で空位になっていた立行司式守伊之助が決まりました。というツイッターを見たのですが。
ヤフーニュースから。クリック

　ちょいとマニアックになるが、本来は三役格の木村玉光さんを伊之助に昇格させるため、幕内格の式守錦太夫を三役格に昇格させた。
　ところが、度重なるけがなどで横綱土俵入りに欠かせない「蹲踞（そんきょ）」の姿勢が保てず辞退したうえ、２月に脳梗塞を発症していまだリハビリ中で復帰できなかったため、「飛び級」で庄三郎になりました。

　この庄三郎さんというと、ことしの初場所、把瑠都ｖｓ.若荒雄戦で土俵下にはじき出されて脳震盪を起こして土俵下に医者まで駆けつける騒ぎになった行司さんです。
　次の日に、周囲の反対を押し切り、休むことなく土俵に上がった不屈の行司さんなのでありますな。
その時のブログはこちら。なお、若荒雄を「わかあらお」とまちがってかいてます。
　横綱も二人になり、立行司一人では負担がということでしょうか。昔は定年もなくやめるか亡くならないと昇進しなくて、「亡くなって、赤飯炊いて祝う昇格」というぐらいでしたが、今は６５歳が定年。しかし力士の大型化やスピード化。行司もついていけないよなぁ。