27年は、風化させてはならない。

　ボクシング村田選手しかり、女子バレーしかり、よい感動をいただきました。いよいよ最終日。四年後への期待膨らませながら、最後まで応援したいのですが、明日は朝から定期通院なので、早く寝ませんと。

　毎年書いているような気がしますが、ことしも8月12日、日光ジャンボ機がレーダーから機影がきえ、御巣鷹の山に墜落して27年。ということは、ちゃめと出会っても27ねんかぁ。お互いふけたなぁ。

　あのときはオイラは山形の養護学校の行事参加中に足を折り、「勉強も遅れるし、整形の先生が二週間一回しか来ないから、治療しながらベットごと通える上山に行け」といわれ、半年間転校した直後でした。
　子供らは夏休みの帰宅で小児科にはだれもおらず、成人病棟で治療しながら、ギプスで動けず暑い夏を過ごしていて、そのニュースを食い入るようにみていました。

　当時フジテレビアナウンサーだった逸見さんが、あるいは明石家さんまさんもこの飛行機に乗る予定が、偶然奥さんが飛行機嫌いで新幹線に変えたり、スケジュールが早く進み、直前の便で難を逃れたりしたエピソードがある一方、坂本九さんはお星様になりました。

　この事故後も、墜落やトラブルは後を絶ちません。いまやオスプレイという、おもちゃのような不安定な戦闘機が、日本の上空を飛ぼうとしている。
　あの事故は、風化させてはならない。