携帯電話を使ったカンニング事件。京都大学は、
大学の名誉を著しく傷つけられたとして訴え、ますこみもこれを大々的に報じ、一人の不正を犯した受験生を、大人が寄ってたかって追い詰めている気がしてなりませんな。
大学の名誉を著しく傷つけられたとして訴え、ますこみもこれを大々的に報じ、一人の不正を犯した受験生を、大人が寄ってたかって追い詰めている気がしてなりませんな。
この事件で一番の被害者は、同じ時期に大学を受けた受験生であり、一緒に通った予備校生であって、むしろ大学側の管理落ち度だと思うのです。
ここまで追い詰めて、身柄を確保していなければ、この容疑者になった予備校生は人身事故を起こしますよ。
大学側は、学歴重視、エリート養成する上で、生徒が持ってくる授業料と寄付金にすがりつき、勉学と称して三年、早ければ二年生から就職活動しなければならないような今の大学に、名誉なんてあるのでしょうか。
それでいて、条件同じ、スタートラインみな一緒に受けた受験生のほうが、こういった一握りの生徒のために不快な思いをしなければならないのは、察しあまりますな。
やってはいけないことはやってはいけないこと。ただ過熱過ぎる報道と、あまりにも高い目線から見る大学に、憤りを覚えました。