「追筆」さくらんぼ豊作受難

　なかなかなおりづらかった夏風邪も、ようやく落ち着いてきました。きちんと治さないと、来週末は恒例の「みちのく一人旅」なので、大事にしたいと思います。

　ことしもプログに出していましたが、昨日も、クラスメイトから（勿論男）、さくらんぼ一箱を頂戴しました。この時期というか大人になって、お返しの難しさという嬉しい悲鳴を体験していますな。
　山形のさくらんぼはここ数年、気象条件が合わないなど不作に嘆いていましたが、今年は４年ぶりの豊作。盗まれる数量も桁違いで、中には一晩で５００キロを盗まれたところも。

　遠くからみたら、その家の農家が収穫しているものだろうというプロの仕業。対する農家も高齢化してきており、畑の見回りなども楽ではないため、最近では警備会社を雇うところも増えてきたということですな。
　盗まれたものは、平然と別のところで路地売りされたりして、「あばれちからだん」の資金源にもなっているといううわさも。（路地売りでも全うなところが大半ですが）

　でもって収穫して発送したらしたで、「ゆうパック遅配」とかで、お得意先などに送ったさくらんぼが到着せず、品質低下の被害もあったとかなかったとか。とんだとぱっちりですな。

　そのさくらんぼも、主力の佐藤錦の収穫も終りに近づき、東北は今度は尾花沢のスイカや、福島県の桃の季節になりますな。
　さくらんぼの終わる頃、山形には、高校球児たちの暑いドラマが、間もなく始まりますよ。