夜だるま昆布長の、カウントギリギリ!(;゚д゚)(つд⊂)

Yahoo!ブログより移籍いたしました、夜だるま昆布長と申します。自身障がい者で、施設に通所しながら、日々アビリンピックの練習や、個人新聞を製作しています。Officeむいんぐ代表。林家木久扇名付け人です。山形県鶴岡市。

国技が泣く(後編)「膿は出せるか」

 今朝もうすぐもり。午後にちょいと歯医者にいきましたら、懐かしいおじさんとばったり。
 以前大変にお世話になったタクシーの運転手さん。お元気そうで何よりでした。

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永谷園、懸賞から撤退へ
名古屋場所、「非公開」で模索か
 場所が非公開(無観衆試合)で行えば、終戦直前の昭和20年8月場所、「備前山」が優勝した場所以来ですな。(ラジオはあえて短波で放送した。これは「混乱期でも、日本は大相撲を楽しむ余裕があるというプロパカンダ放送だった)

 これまでも、数々の「疑惑」がもたれては、部屋の責任。親方の責任として、ないがしろにしてきた。
 しかし、少なからず「罪]を認めた親方も居た。先代の武蔵川理事長は、かつて国会で当時の石原慎太郎衆議院議員八百長を指摘され、国会答弁をしたものの、その後二人の間柄で「認めた」ことは有名な話。

 その後も大鵬柏戸銃刀法違反事件、二所ノ関親方麻雀賭博、小錦人種差別発言、横綱双羽黒暴力事件、高鉄山八百長告発(本人と後援会長がなぞの死亡)、大麻問題と、そのつどうやむやのまましてきた。

 こんかいの武蔵川体制でも、外部理事などは置いていても、「お飾り」ていどの価値しかなかった。それが今回の大掛かりな賭博事件だ。

 おいらはこれを、

「平成の角界黒い霧事件

 と呼んでいる。広範囲に広がり、暴力団という「黒い霧」の存在が大きいためでもある。
 これまで己のプライドだけで守ってきたものが、一気に崩れようとしているのだ。
 放送がなくなれば30億円とも言われる放映料金が消える。懸賞だって馬鹿にならない。

 根の深い問題だ。名古屋場所までの2週間足らずで解決は無理だ。徹底的に行うには、場所の中止が望ましいのだが。
(この連載了)